火. 11月 26th, 2024

太平山はもともと阿里山や八仙山とともに台湾三大林場と呼ばれ、ヒノキの産地でした。

太平山ヒノキの伐採作業は1915年に始まりましたが、1937年から伐採拠点は「新太平山」、つまり現在の太平山国立森林遊園地一帯に移転しました。

全盛期の新太平山には2,000人余りの職員が住んでいました。タイヤル先住民と故郷を離れた漢人と日本人がここで協力して生活していました。

見晴懐古歩道

2004年に一部の運材レール道路線を整備し、「見晴懐古歩道」として観光客に森林散策を提供しています。

吊り橋

見晴懐古歩道と見晴駐車の間には、長さ約1.3キロ、徒歩約20分間の観雲桟道が敷設されております。沿道は雲海を鑑賞しやすいコースです。

雲海がなければ、広々とした山の美しさも眺めることができます。

雲海

太平山荘の中央階段の一番高いところに位置しておる鎮安宮は宜蘭県の中で最も高い標高に位置する寺です。

鎮安宮

入場料:平日150台湾元、休日200台湾元
 https://tps.forest.gov.tw(中国語・英語)

アクセス: 台湾鉄道宜蘭駅から太平山までは、国光客運バス1750(予約制)が1日1便運行しているほかは公共交通機関がないため、チャータータクシー利用がおすすめ

②に続く

執筆:徐啓祥(台湾人ガイド)