2025年8回目のインタビューは、在日台湾人留学生林さんに学業や日本での生活についてお話をお伺いしました。
本日は、よろしくお願いいたします。はじめにお名前と学校で専攻している分野について教えてください。
私は、立命館アジア太平洋大学アジア太平洋学部環境開発専攻4年次の林子瑄と申します。
大学ではどのようなことを学んでいますか。
発展途上国の都市開発や生物多様性、開発経済学をテーマに環境と経済の両立について学んでいます。
立命館アジア太平洋大学を選んだ理由を教えてください。
幼い頃からよく家族と日本旅行をしていたということもあるのですが、台湾と日本は距離的に近いことと、個人的に日本の伝統文化に興味があったため日本に留学しました。立命館アジア太平洋大学は、国際的な環境で、英語で学びながら日本語を習得できますし、他国の学生とも交流できると思い選びました。
実際に立命館アジア太平洋大学に入って、他国の学生たちとは交流できましたか。
はい!アフリカやパプアニューギニア、ヨーロッパなど色んな国籍の友人ができました。また、イスラム教の友人もいて、友人の宗教を理解するために宗教に関わる授業を受講しています。
多国籍なご友人が多いですね。大学には、国際的なイベントなどはありますか。
はい、大学では、マルチカルチュラルウィーク(Multicultural Week)と呼ばれるイベントがあって、年間を通して特定の国や地域をテーマにした文化週間が開催されます。そのイベントでは、その国・地域の料理やパフォーマンスを楽しむことができます。ちなみに今年の台湾ウィークは、10月13日か~17日で行われました。
楽しそうなイベントですね。林さんは、2025年のミス別府に就任されたようですが、申し込んだきっかけを教えてください。
私は、実際に日本に住んでみて、もっと台湾と日本が交流する機会が増えれば良いなと思いました。台湾人や日本人には、旅行だけでなく、お互いの文化を知ってほしく、私が日本と台湾の架け橋となって少しでも役に立ちたいと思い、申し込みました。

素敵ですね。林さんは、日本の伝統文化の中でどういうものが好きですか。
私は、現在、大学の茶道部と青森県荒馬踊りサークルに入っています。前までは、三味線サークルにも入っていました。日本でしか味わえない経験のため、日々楽しく過ごしております。最近は世界的に抹茶が人気のため、茶道部に入部する留学生が多いです。大学には、華道の授業もあるため、華道も習っています。
活動的ですね!
#16ー②に続く