米メディア「ラジオ・フリー・アジア」は,8月5日,台湾の半導体受託生産大手の聯華電子の曹興誠名誉会長が同日,記者会見を開き,台湾の国防強化に協力するため30億台湾元(約135億円)を寄付する考えを表明したと報じた。
中国がペロシ米下院議長の訪台を受けて,大規模な軍事演習を実施する中,曹会長は,台湾人に対して,「財物に惑わされず,死を恐れないで自由,民主,人権を守るため戦うよう呼びかけたい」と述べた。
中国に対しては,「国家の形をまねた不法組織」とし,「文明国家なら法治,民主,自由を尊重するが,中国のような偽物国家が崇拝するのは強権,欺瞞,憎悪,暴力だ」と批判した。