火. 11月 26th, 2024

中国の国務院台湾事務弁公室は,2月1日,中国と台湾の新型コロナ感染症の流行状況が落ち着いてきたことを理由に,中台両岸を結ぶ直行便の早期正常化を提案した。

これに対して,蔡英文総統は2日,海峡両岸交流基金会主催の会合で,「台湾海峡の平和と安定の維持は,両岸の共同責任である。我々は理性,平等,相互尊重の下で北京当局との対話を展開し,双方が受け入れ可能な道を求めたい」と述べた。

コロナ流行前には,両岸の直行便離着陸地点は,中国51か所,台湾10か所あったが,現在,中国側は北京,上海,成都,マカオの4か所だけになっている。