中国政府は,10月28日,中国が2008年に台湾に贈った雄のパンダ「団団」の病状が悪化したことから,支援のために2人の専門家を台北に派遣する計画だと発表した。
2004年9月に生まれた団団は,台湾に贈られた後,台北市立動物園で飼育されてきた。団団は,今年8月に脳部の病気になり,薬物で治療してきたが病状が悪化した。検査で悪性腫瘍の疑いがあることが分かった。
中国側は専門家を派遣する意向であり,台湾側も派遣申請を承認する見通しである。
中台双方が専門家派遣で積極的な態度をとっており,緊張が続く中台関係にどのような影響を及ぼすか関心を集めている。