金. 9月 20th, 2024

ドイツメディア「ドイチェ・ベレ」は,9月6日,台湾の朱立倫国民党主席のインタビュー記事を掲載した。主な内容は,以下のとおり。

Q:中台関係の緊張は,蔡英文政権の誤りだと思うか。

朱:民進党にはなんの対中ルートもなく,何もしていない。先月,国民党が訪中した第一の目的は,大陸に住む100万人の台湾人の要求を聞くこと,第二は昨年期限の来た「両岸経済協力枠組み協定」を延長すること,第三は大陸側に台湾に向けた軍事演習はすべきではないと伝えることだった。

Q:プーチンや習近平のような独裁者でも,対話があれば戦争を阻止できると考えているのか。

朱:少なくとも今日においては,中台のどのような形式の対話であれ,戦争発生の可能性あるいは機会を減じることが可能だと思う。独裁や専制を喜ぶ人はおらず,台湾の民主政党として我々は民主が第一と考えている。民進党のように全く対話なしで独裁者に対応するのが,果たして最良の方法なのだろうか。