金. 9月 20th, 2024

台湾民主実験室(Doublethink Lab)が12月8日に発表した中国影響力指数によると,調査対象82か国のうち,最も中国の影響力が強かったのは,パキスタン,カンボジア,シンガポールの順だった。

実験室の沈伯洋理事長は,「今年は中国の経済的影響力がこれまでよりも落ち込んでおり,全体の重心は外交に移るであろう。中国は海外各地に警察の派出所を設置し,制度や法執行の浸透を図っており,人々を不安にさせるものである」と述べた。

台湾は82か国中,全体11位であり,メディア領域と社会文化領域では1位であった。沈理事長は「台湾のメディアや社会が浸透や意図的操作を受けやすいことを示している」と指摘した。