台湾に現存する日本統治時代の建築物をシリーズとして紹介します。
まず,第1回目は,日本統治時代の代表的な建築物である台湾総統府(旧台湾総督府)です。
日本統治時代の1919年3月31日に完成し,設計は長野宇平治(1867~1937)が行いました。
第二次世界大戦末期の45年5月31日には,米軍の空襲により,建物が大きく損壊しましたが,中華民国政府が修復し,48年には,元に戻りました。
西洋風の赤レンガの重厚な感じが魅力的な建物です。
平日の午前9時から正午まで,無料で内部の見学が可能です。
総統府ホームページによると,累計の見学者数は3月28日時点で3,658,629人です。