金. 9月 20th, 2024

今回は、日本でも人気が高まっている「台湾スイーツ」についてご紹介します。

①タピオカミルクティー(珍珠奶茶)

日本で数年前にタピオカミルクティーがブームになったので、飲んだことがある方も多いと思います。台湾を旅行の際には、ぜひ本場のタピオカミルクティーを体験してみてください。タピオカミルクティーは中国語では、「珍珠奶茶」と書きます。これは真珠の入ったミルクティーという意味です。タピオカが黒い真珠のように見えるので、このように呼ばれるようになりました。

タピオカはサツマイモの粉や澱粉でできています。太いストローを使って力を入れて吸うと、ミルクティーと一緒にタピオカが口の中に入ってくるので、モチモチしたタピオカをゆっくり噛みながら味わってください。

注文する時、氷の量と甘さが選べます。タピオカミルクティーは甘いので、多くのお客様が甘さを半分にして飲んでいます。

②台湾カステラ

台湾カステラというのは、台湾では「台湾古早味蛋糕」と言います。「昔ながらのケーキ」という意味です。日本で有名な長崎カステラと違うのは、ストーブから焼きたての時、かなり大きくふわふわとした食感とほのかに甘さを感じるシフォンケーキのようなカステラです。食べ残したら、冷蔵庫にいれて、冷たいときも美味しいです。

台湾では原味(オリジナルの味)、チーズ味、チョコレート味、黒糖味、など様々な味が楽しめます。

③ジャンボかき氷

台北市永康街の人気かき氷店「思慕昔」のジャンボかき氷を紹介します。ふわふわのかき氷に新鮮なアップルマンゴーとマンゴーアイスをたっぷりトッピング。ボリューミーな見た目ですが、手作りパンナコッタをアクセントにそれぞれの食感の違いを楽しみながらペロッと食べることができます。

おすすめです。

④胡椒餅

胡椒餅は、元は中国福州の小麦粉を使った食べ物で「福州餅」ともいいます。台湾語の福州と胡椒の発音が非常に似ているため、時間が経つにつれ「胡椒餅」と呼ばれるようになったのが名前の由来です。

作り方は胡椒、長ネギのみじん切りと各種スパイスで味を整えたひき肉を、小麦粉の生地で包みます。生地の外側に砂糖水を塗りゴマをまぶした後、薪を焚べて熱した鍋に貼り付け、焼き上がったら取り出してできあがりです。

できたての胡椒餅は、パリッとした食感で、お肉からジュワッと肉汁が染み出します。いくつかのお店の胡椒餅は、赤身肉とバラ肉の二種類の餡があります。赤身肉は脂身が少なくあっさりとした味わいで、バラ肉は脂身が多めでなめらかな食感です。

執筆:台湾人ガイド 徐啓祥