公益財団法人日本台湾交流協会は，３月２５日，新型コロナウイルスの改善の兆しが見られないことから，日台漁業委員会会合の開催中止を決定したとのプレスリリースを発表した。
会合が中止となるのは，２０２０年から３年連続。日台双方は，日台民間漁業取り決めの適用水域における操業ルールについて，１９年の内容を継続して運用することで一致した。
日台漁業委員会会合は，１３年に締結された日台漁業取り決めに基づき，毎年，東京と台北で交互に開催され，日台双方の漁業者が遵守しなければならない操業ルールなどについて，意見交換が行われていた。