インタビューの後半では、台湾人留学生の翁さんに台湾のご家族や日台関係などについて、お話を伺いました。
- 台湾のご家族についてお聞かせいただけますか?
私は台湾北東部に位置する宜蘭県の出身で、両親と姉、妹、私の5人家族です。家族関係はとても良く、特に母と姉とはそれぞれ週2回ほど電話をしています。今年8月には、母と姉が旅行で大阪と京都を訪問したので、私も同行して京都の嵐山などを一緒に観光しました。母は今回の旅行が初めての海外旅行ということもあって、台湾とは違う日本の文化、天候、景色などをとても楽しんでいたようです。来春の私の卒業式には、両親と姉を招待する予定なので、仕事の関係で8月の日本旅行には参加できなかった父に対して日本の観光地を案内してあげたいと思っています。
- 台湾に最後に帰省されたのはいつですか?また、台湾での過ごし方を教えてください。
最後に台湾に帰省したのは昨年夏のことです。台湾では、友人らと会って一緒に食事をしたり、カフェでお茶を飲みながら、周囲であった面白いことなどを話したりして、近況報告や情報交換などをしました。最近台湾では、若い人の間でおしゃれなバーで鍋を食べることが流行っていて、帰省中に友人らとバーに集まって、カクテルを飲みながら皆でしゃぶしゃぶを食べました。久しぶりに友人らと会って、とても楽しい時間を過ごせました。
- 日本や日本人に対して、どのような印象をお持ちですか?
日本は四季折々の美しい景色が楽しめる国だと思っています。留学する前は、日本人に対して“控え目で真面目そうな印象”を持っていました。しかし、留学して多くの日本人と知り合ってみると、とても社交的な人もいれば、おっちょこちょいな人など、様々な人がいることに気づきました。日本人に対する印象が変わった一方で、新たな日本人の友人との出会いがさらに楽しみになっています!
- 最後にこれからの日台関係は、どのようになると思いますか?
日本と台湾は、地理的な近接性によって密接な関係にあります。とりわけ近年の活発な観光交流によって友好関係をさらに深めることができたと感じています。私は日台の友好関係が将来にわたって続くと信じています。台湾在日福岡留学生会は今後も日台友好に貢献できるよう引き続き頑張ります!