金. 9月 20th, 2024

① 『米中関係の実像 台湾有事を両国の密談と闘争の歴史から読み解く』

末浪靖司,2023年1月,かもがわ出版,2,750円,ISBN:9784780312591

「台湾有事」は報道される両国の言動だけでは理解できない。70年代の米中国交正常化以前からの秘密会談を含め米国立公文書館の資料を10数年かけて渉猟した筆者が米中関係の実像に迫る。

かもがわ出版|米中関係の実像 (kamogawa.co.jp)

 

② 『張愛玲の映画史 上海・香港から米国・台湾・シンガポール・日本まで』

河本美紀,2023年1月,関西学院大学出版会,8,800円,ISBN:9784862833488

魯迅と並び20世紀最高の中国人文学者とされる張愛玲(1920‐1995)。彼女にとって映画とは生涯にわたり情熱を傾け文学的想像力に多大な影響を与えた芸術であった。上海,香港での映画脚本家としの創作から浮かぶ上がる新しい張愛玲像。

張愛玲の映画史 河本 美紀(著/文) – 関西学院大学出版会 | 版元ドットコム (hanmoto.com)