金. 9月 20th, 2024

フランス国営メディア「フランス国際ラジオ」は,5月16日,李克強総理が4月末以降,半月で経済問題に関する演説を3度行ったが,習近平が「全てに優先する」と位置付ける「ゼロコロナ」に言及しなかったと報じた。

李総理は,中国経済が減速する中で影響力を取り戻し,習近平をけん制できる潜在的な存在になっているとの見方もある。

中国国営「新華社通信」は14日,李総理が先月25日に国務院で行った演説について,異例の8千字余りの全文で報じた。

中央党校が最近実施した調査では,習近平が経済成長よりもイデオロギーを重視していることに多くの党員が懸念を示す結果が出たとされる。

中国共産党内で習近平の政策に対する不満が高まっているとの指摘も見られる。