中国がコロナ禍で中断されていた台湾との交流を活発化させている。
中国国務院台湾事務弁公室の宋濤主任は,陳福海金門県長,夏立言国民党副主席ら台湾側関係者と会ったのに続き,2月27日には高雄市の「里長・基層社団参観団」52人と会見した。また,宋主任は,3月1日には高雄市の佛光山の一行と会見。
両岸関係を担当する台湾の大陸委員会は2日,「中国が最近,台湾の社会団体,民間団体,宗教界などを招いて交流している目的は,対外宣伝を強化し,台湾民衆が共産党の一方的な一国二制度案に応じるよう仕向けるためだ」と述べた。