金. 9月 20th, 2024

台湾総統府は3月2日、台湾の退役軍人の腐敗をめぐる日本経済新聞の報道に対して、「深い遺憾」を表明した。

台湾外交部も同日、同紙が検証をせずに報道を行ったことに深い遺憾を表明するよう台北駐日経済文化代表処に求めたと発表した。

2月28日付の日経新聞は,関係者の話として、台湾軍幹部の9割ほどが退役後に中国に渡って軍の情報提供を見返りに金稼ぎし、腐敗が常態化していると報じた。

これに対して台湾国防部は1日、「事実無根の作り話だ」と反論した。

総統府報道官は、「日経新聞は出処が不明な情報源を引用して,検証もせずにバランスの取れていない報道を行った」と批判し、「台湾の現役軍人や退役軍人は,法を遵守して公務を全うし、台湾を守っている」と述べた。