上海市代表団は,2月18日から20日までの日程で,台北市での文化活動に参加するため台湾を訪問した。
中国の公式代表団の訪台は約3年ぶり。代表団は,上海市台湾弁公室副主任の李驍東ら6人で構成。台北市の招待で,同市主催の国際ランタンフェスティバルに参加したほか,観光や文化交流などについて協議した。
中国は,2016年の蔡英文政権発足後,台湾当局との公式交流を拒否していた。最近では台湾周辺で軍事演習を行うなど両岸の緊張が高まっていたが,昨年末から中国メディアは「平和統一」を強調するようになっている。