火. 11月 26th, 2024

国民党は5月17日、中央常務委員会を開き、候友宜新北市長(65歳)を来年1月13日に予定されている台湾総統選の党公認候補とすることを正式に決定した。

事実上、与党民進党の候補、頼清徳副総統(63歳)、台湾民衆党の柯文哲前台北市長(63歳)の三つ巴の争いの様相となった。

中国が台湾への統一圧力を強めるなか、総統選の最大の争点は対中政策となっている。中国は、対中融和路線の国民党支持を鮮明にしている。

最近の世論調査では、三者の中で選挙戦を本格的にスタートさせた頼清徳がリードしている。

国民党候補の候友宜は、台湾の警察トップである警政署長に就任、その後、警察大学校長時代の2010年に当時の朱立倫新北市長に抜擢されて副市長に就任した。

2018年の新北市長選で国民党候補として初当選し、高い好感度をほこっている。

故人である同人の父親は日本統治時代に航空機修理工として日本に招集された経歴がある。